開催レポート / Award 発表
report
4DFF2019 大盛況にて終了いたしました
10月10日に慶應義塾大学三田キャンパスにて開催した「Conference on 4D and Functional Fabrication 2019」は、160名を超える方にご参加いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。ご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
本コンファレンスでは、ISSEY MIYAKE の宮前義之氏はじめ、山形大学の川上准教授、慶應義塾大学の宮川准教授、東京工業大学大学院の轟教授、JVCケンウッドの佐藤氏といった、専門は異なる様々な分野からの登壇があり、正しく「New Paradigm over 3D Technology」と謳った新たな4番の軸の広がりを感じさせるものとなりました。
口頭発表では、学生や若手の研究者が多数発表し、これからのこの分野の益々の発展を感じさせる熱気を帯びていました。
ショーケース展示
ショーケースの展示では、昨年の4DFP2018を上回る出展をいただき、各ブースでは熱心な議論が展開されていました。協賛団体様からの展示では最先端の技術が展示されており、各所から感嘆の声も聞こえ、次なるビジネスへの展開にも繋がったのではないでしょうか。
また、ショーケース展示では「Best Showcase Award」の投票もあり、各展示スタッフからの熱いアピールも印象的でした。
交流会 / Award受賞者発表
90名程の方にご参加いただいた交流会では登壇者と参加者の交流や、Lightning Talkなども行われ、常に歓声の響く盛り上がりとなりました。
中でも一番盛り上がったのは、やはりAwardの発表ではないでしょうか。
「4DFF2019 Award」「4DFF2019 Student Award」は4DFF2019実行委員会のメンバーよりの投票、「4DFF2019 Best Showcase Award」は参加者の皆様と実行委員会の投票から、それぞれのAwardが決定いたしました。
4DFF2019 Award
次世代3DデータフォーマットFAVとCAEの連携による自動設計の提案
榊 茂之(富士ゼロックス)
4DFF2019 Student Award
連続繊維を有する3Dプリント炭素繊維強化プラスチックの湾曲部における強度低下に関する研究
白鳥 弘英(東京工業大学)
4DFF2019 Best Showcase Award
DfAMによる特殊色彩設計
大日方 伸(慶應義塾大学)
大日方さんが交流会は欠席だったため、授賞式には代理の江口さんに受け取っていただきました。
交流会 / 記念撮影
最後に交流会にご出席いただいた皆様と実行委員会メンバーで記念撮影を行いました。
皆様にとって4DFF2019が新たな発見の場となりましたら幸いです。
来年、またお会いしましょう!
4DFF2019 実行委員会
- 大会実行委員長:上田政人(日本大学)
- 副実行委員長:藤井雅彦(富士ゼロックス株式会社)
- 青木まゆみ(慶應義塾大学)
- 市原政喜(市原国際特許事務所)
- 大柏宣栄(武藤工業)
- 古賀洋一郎(3DPC)
- 高橋茂樹(山形大学)
- 竹内達夫(日本画像学会)
- 常盤拓司(慶應義塾大学)
- 湯浅亮平(キョーラク)